余ったはがきや切手の返品・交換・買取は可能?

最近では懸賞の応募や連絡方法もEメールなどが主流になり、過去に買った大量のはがきや切手が余っている人は少なくないはずです。処理方法も分からずに眠ったままになっているはがきや切手も多いのではないでしょうか。ここではいらなくなったはがきや切手の返品や交換、換金の具体的な方法についてご紹介いたします。

書き損じたはがきは郵便局で交換が可能

書き損じたり、印刷に失敗したはがきは郵便局へ持ち込み、所定の手数料を払うと新しいはがきや切手に交換してもらうことができます。しかし、通常はがきをくじ付きはがきに交換できない(逆は可能)など、はがきや切手の種類や販売期間によって制約があるので注意が必要です。

【交換手数料の目安】

  • 郵便切手や通常はがき⇒1枚につき5円
  • 往復はがきや郵便書留⇒1枚につき10円
  • レターパックなどの特定封筒⇒1枚につき41円
  • 10円未満の切手、郵便はがき⇒合計額の半額

なお、金券ショップでは書き損じたはがきの買取を行っているため、「もうはがきは必要ないけれど、捨てるのはもったいない」という方は、金券ショップで売るのがオススメです。しかし書き損じのハガキよりも未使用のハガキのほうが高く売れるので、書き損じはがきの数が多い場合は郵便局で金券ショップでの相場が高い切手シートなどに変えてからショップへもっていく方がお得かもしれません。

いらなくなった未使用のはがきや切手は返金してもらえる?

未使用のはがきや切手が余っている場合、郵便局では現金の交換サービスは行っていません。所定の手数料を支払うことで、切手やはがき、レターパック等、他の郵便商品に交換してくれます。ただし、料額印面(はがきの表面にある、料金を示す部分)が汚れたりしていないものに限ります。

中には、古いはがきが大量に余っていたりすると、それを切手に変えたとしてもまた家で眠らせてしまう人もいるかもしれません。金券ショップなら余った切手やはがきも手軽に換金できますので、現金に変えたい場合は金券ショップに持っていきましょう。金券ショップなら記念切手の買取も可能ですし、まず郵便局で金券ショップの買取額の高い商品に交換してからショップで売るという裏ワザも可能です。

宛先不明で戻ってきたはがきは交換できない

宛先不明で戻ってきたはがきは、「投函済み」の扱いとなるので、郵便局で交換することはできません。「年賀状なら消印が押されてないから大丈夫なのでは?」と思われがちですが、一度投函した年賀状は、消印の代わりに見えない特殊なインクでバーコードが印字され郵便局で管理されていますので、二重投函はできないようになっています。同じはがきで再送したい場合は、正しい住所を書き直して切手を貼り、「宛先不明」の表記を二重線で消して赤ペンで「再提出」と記入しポストへ投函します。

このように余っているはがきや切手は、家で眠らせたままにしておくのは非常にもったいないため、まずは自分の家にあるはがきや切手をチェック。使う分だけ郵便局で返品、交換してもらい、使わない分は金券ショップで買い取りして現金化してしまいましょう!


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