外貨両替をする方法

海外旅行に不可欠な外貨両替ですが、普段より馴染みがある行為ではないため、戸惑うことも多いでしょう。
ここでは、両替をする時に困らないよう、わかりにくいトレードボードの見方や、国内/海外での外貨両替方法をご紹介します。

レートの見方を覚えておこう!

両替をする時にはトレードボードで現在のレートを確認します。トレードボードはその日の通貨の価値が一目でわかるものです。
「buying」と「selling」という項目がありますが、日本国内で日本円から現地通貨に外貨両替をする場合は「selling」を、現地でする場合は「buying」に書いてある数字をチェックしましょう。その数字がその日の為替レートです。

例えば、アメリカ旅行の前に国内で両替する際に、「buying」が110だった場合、110円で1ドルに両替できます。そのお店で1,000ドル分のアメリカドルに両替したければ、日本円を11万円支払います。この数字には両替にかかる手数料も含まれているため、余計な計算をする必要はありません。

国内で両替する場合は、10万円分、5万円分といったキリのいい数字で両替ができるので、渡航先で使う金額の見積もりを立てやすくなります。

外貨両替する時の注意点

日本国内で両替する際には気にすることはありませんが、海外で両替する場合は小額の硬貨(日本円で100円前後の)も計算に含んでもらえるよう、窓口で伝えるようにしましょう。
海外では金額を誤魔化されたり、不当に手数料を上乗せされるといったトラブルが少なくありません。相手が数えた後に改めて自分でもお金を数えるようにするなど、海外での両替には細心の注意が必要です。
また、両替の際にもらう計算書(レシートのようなもの)は、再両替の際に必要になります。すぐに捨てたりせず、保管しておくようにしましょう。

外貨両替するタイミング

外貨両替の相場・レートは、日々変動しています。海外旅行を予定している方にとって、少ない日本円で多くの外貨を得ることができる円高は、お得に旅行を楽しむことができる好機です。当分海外旅行に行く予定がなくても、円高の時期に外貨両替をしておくことで、円安の時期にも低予算で済ませることができます。

円安の時期に急遽旅行に行くことが決まった場合には、常に優遇されたレートで両替ができる金券ショップなどを利用してみましょう。銀行などの金融機関や空港で両替するよりも、安く外貨を手に入れることが可能です。自宅の近くにショップがなくても、インターネットなどを通じて両替できます。

両替に関しては極力国内で済ませるといいでしょう。特に初めて行く国や、発展途上国では金銭のトラブルが予想されます。
国内でも初めて両替する人は戸惑うことがありますので、早い段階から両替しておくことで焦ることなく、渡航に臨むことが可能です。


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